【1年生】ハンセン病フォーラムに参加してまいりました

1年生が、授業の一環としてサンポートホール高松で開催されたハンセン病フォーラムに参加してまいりました。

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このフォーラムは、大島青松園と日本科学技術振興財団(東京)が四国4県持ち回りで毎年開催しており、同園は今年で開所106年を迎えるそうです。

講演で登壇された同園自治会の森会長は、過去の誤った隔離政策により強いられた強制労働や、国の責任を認めた2001年のハンセン病国賠訴訟判決までの経緯などを、
ご自身の体験も踏まえ、非常に分かりやすく説明くださいました。

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学生の一人は、シンポジウムで聞いた言葉が心に残っている、と話してくれました。

「医師の中にも、ハンセン病について全く知らない者もいる。
だから、皆さんも、今日聞いたこと、感じたことを、帰って色々な人に伝えていって欲しい」

かつてこの様な政策がとられていたという事実
正しく理解する、伝え広めるということの難しさ

学生も職員も心を新たにした一日でした。