看護師として働く、本校の卒業生を訪問しました。

【看護師を目指したきっかけ】
私が中学生の時に、元気だった祖父が急に入院することになり、何度か面会に行った時に目にした看護師さんがすごくかっこよく見えて、ずっと憧れていました。それから高校3年生になり、進路を考えた時にやっぱり看護師になりたいと思い、看護の道を志すことに決めました。

【仕事の魅力について】
患者さまと１対１で関わっていく中で、患者さまがどういった事を求めているのかをコミュニケーションをとる中で読み取ったり、考えたりしています。しっかりその人の事を考えて介入し、患者さまに喜んでいただけたら嬉しいです。また、大変なお仕事ですが、患者さまから名前で呼んで頂き、「ありがとう。」と言ってもらえると「また明日から頑張ろう！」とモチベーションが上がります。

【仕事を通しての将来の夢】
私が現在働いているのは循環器内科、呼吸器内科です。
入院されている患者さまのほとんどの方に心電図モニターがついています。そのモニターの変化にいち早く気づき、ドクターに報告が出来る看護師を目指しています。患者さまの笑顔や初心を忘れず、後輩にも優しく指導できるように努力しています。

【学校の学びが活かされているところ】
お世話になった先生に実習で「自分中心に考えてはいけないよ」とアドバイスを頂き、そこから患者様中心に考え、働く看護師さんの行動を確認し、周りのことを考えて行動するようになりました。それから今でもずっと意識しています。
また、実習の時に先生から「患者さんに名前で呼ばれたら嬉しいよね」と言われたことが心に残っていて、私もそんな看護師になりたいと思いました。実際に初めて患者様から名前で呼ばれた時はものすごく嬉しかったです。

【看護師を目指す皆さまへ】
看護師国家試験のための勉強や実習も、自分が看護師になりたいと思った時の気持ちを忘れなければ頑張れると思います。そのためのモチベーションを保つためにも、学校に入学してからの目標もしっかり持ってほしいと思います。大きい目標というよりは、小さい目標をいくつか立てて勉強や実習に励んでもらいたいと思います。

今回の取材にご協力いただきました医療法人財団博仁会 キナシ大林病院様、誠にありがとうございました。